台湾のドラマ「我可能不會愛你 (イタズラな恋愛白書)」。
2011年に台湾で大ヒットした恋愛ドラマらしく、激しく薦められたので観てみることに。
ちなみにその子は大好きすぎて、繰り返し10回は観たと言っていた。どんだけ好きなんだよって感じだけど、太鼓判を押すほどだったからDVDを買ってみた。
目次
かなり夢中になる台湾の恋愛ドラマ 我可能不會愛你
ドラマの内容を簡単に紹介すると、主役は程又青(チェン・ヨウチン)を演じるアリエル・リンと李大仁(リー・ダーレン)演じる日本でも有名なチェン・ボーリン。
靴メーカー勤務のキャリアウーマン・程又青と、チャイナエアライン(中華航空)の地上職員チーフの李大仁。2人は高校・大学と同級生で、程又青が唯一本音を打ち明けられる親友が李大仁。互いに恋をすることはあり得ないと断言する2人だったが…って感じでドラマが始まる。
ドラマを観てまず驚いたのは、1話が90分なこと。日本だと連ドラは1話60分だから、見ごたえあるある。それに台湾のドラマは週に何度も再放送するらしい。
肝心のストーリーはというと、なかなか面白い。恋愛だけでなく、家族愛も描かれていて、よくある薄っぺらい恋愛ドラマって感じは全くしない。
そして旅行するだけではなかなか分からない、台湾の生活が垣間見えるのも台湾好きとしては面白い。観だしたら夢中になって、あっと言う間に13話全部観ちゃったほど。レンタルDVDもあるみたいだからまだ観たことない人はぜひ。
ここからは第1話の中で気になった点をいくつか。
オバサンは中国語!?
1つ目。
この人は程又青の会社の女社長さん。「私はもうオバサンよね」って字幕があるけど、中国語でも”オバサン”と発音している!
それを台湾人A君に聞いたら「Obasanは中国語だよ」って。。
「えっ・・・」
正しくは台湾語からきてるようで、どうやら日本語が今では現地の言葉に組み込まれてるみたい。もちろんオバサンときたら、オジサンも同じく。
当て字なんだろうけど、漢字ではこう書くと教えてくれた。
歐巴桑(oū bā sāng):おばさん
歐吉桑(oū jí sāng):おじさん
台湾では普通に通じてしまうから、うっかり言わないようにしないと。。
どこのレストランでもテイクアウトが可能!?
2つ目。
程又青の30歳の誕生日に李大仁が晩御飯を食べようと誘ってきた。が突然のハプニングで、なかなか来ない程又青を料理とともに待つ。お店は上海料理で有名な高記。
遂に閉店時間が。そしたら「じゃあ、包んで」と。
そして両手にはお持ち帰りの料理が。さすがテイクアウト天国・台湾。台湾では大抵のレストランで持ち帰りが可能で、食べきれなかった分を持ち帰るというのもよく見かけます。
その後、お持ち帰りした料理を屋外で食べる2人。こういうのも台湾らしくていいな~。
ケーキは冷蔵庫に入れない!?
3つ目。
李大仁との食事を終えて、家に帰った程又青。ソファで居眠りをしていたママが「ケーキがあるよ」って。
そしたらテーブルの上にケーキが・・。
「えっ、ケーキがテーブルに出しっ放し?」
冷蔵庫に入れないの?
台湾ではこれが普通なのか。
このなんとも印象深い程又青ママ。かなりいいキャラで、このドラマには欠かせない存在。
野良犬たくさん、カラスのいない台湾!?
4つ目。
高校の回想シーン。良く見ると画面中央に野良犬が。最近はあまり見ない気がするけど、初めて台湾に行った頃は街のあちこちで毛がボサボサの野良犬をよく見かけた。
善導寺近くのホテルに泊まった時は、ホテルの入り口近くにかなり怖い風貌の野良犬がいて、相当怖かった。。
ちなみに、カラスはほとんどいないという台湾。たしかに台北でカラスを見た記憶がない。
日本でカラスを見つけた台湾人のAが、カラスを見るや否や「カワイイ!!」と発言・・。
「えっ!! カラスが可愛い?」
珍しいせいか、凶暴さを知らないせいか、台湾人はカラスを可愛いと思ってるらしい。う~ん、謎。。
友達と通話したまま接客するユルい台湾!?
5つ目。
デパートにある自社のお店に来た程又青が、産休前のお腹の大きいスタッフの代わりにお会計をするシーン。
日本でもお会計は専用の会計カウンターまでスタッフが行くけど、待ってる間に李大仁から電話が。
そして携帯で話しながら、お客さんにお釣りを返す。
接客中でも構わず、っていうユルさが台湾らしくていい 笑。
今ならこの我可能不會愛你(イタズラな恋愛白書) のDVD BOXが4,235円とお買い得。気になる方はぜひ。
好好台湾(haohaotaiwan)
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