台湾人がこよなく愛す台湾式朝ごはんの定番、豆漿の超人気店「阜杭豆漿(フーハン ドウジャン)」に行ってきました。この阜杭豆漿は毎日長い行列ができる早餐店としても有名で、台湾旅行ではおすすめの必須スポットです。
目次
台湾朝ごはんの定番、豆漿と早餐店とは
豆漿とは豆乳の意味で、台湾では日本にもあるような普通に飲む豆乳に加え、豆漿専門店では具の入った塩味の温かい鹹豆漿(シエン ドウジャン)というスープみたいな豆乳もあり、こちらも台湾では朝ごはんの定番です。またこの阜杭豆漿のように早朝から営業を始め、昼頃には閉まってしまう朝ごはん屋さんのことを総称して早餐店(ザオツァン ディエン)と呼びます。そしてこの早餐店に欠かせない飲み物が豆漿で、台湾では豆乳はとてもポピュラーな飲み物なのです。
毎朝大行列の超人気店・阜杭豆漿へ
阜杭豆漿はMRT善導寺駅前のビルに入っていて、便利な場所にあります。上の写真はホテルCOZZIの部屋から見えたこのお店の行列です。左側にビルの入り口があってお店は2階なので、ざっと100人くらいは並んでいる様子。最も混雑する朝8時前後では右側の地下鉄の入り口より先まで行列ができていて、何時間待つのだろうとかなり心配するほどの行列です。
私たちがお店へ到着したのが閉店の少し前、平日の12時くらいだったのでこの時は外まで行列はありませんでした。ビルの中に入り階段を上って2階へ行くと20~30人くらいが並んでいて、ちょっと一安心。
阜杭豆漿の営業時間は5:30~12:30までですが、売り切れ次第終了なので閉店ギリギリに行くと食べたいものが買えないこともあります。台湾人アンちゃんによれば朝ごはんの時間帯が終わった11時以降は行列の人も減り、待ち時間が比較的短くなるのでおすすめとのこと。
「このように並んでください」という、こんな案内図も超人気店ならではです。
並んでいる間は阜杭豆漿の店内観察
行列に並びながら、待っている横ではこのように作っている様子が見れるのもいいです。
あのパンみたいなやつは胡椒餅と同じように、こういう窯で焼いていてちょっと驚き。手間がかかってそうだし、落ちないのが不思議。
焼きあがったらこのように一つづつ取り出していきます。熱そうだしなかなか大変な作業ですね。
阜杭豆漿の注文は口頭で、心配な場合は・・
行列はサクサク進み、もうすぐで注文カウンターへ。みんな口頭でオーダーしていて、注文票はありません。
カウンターの中ではおばちゃんたちがテキパキと作業しています。ここでモタモタ注文するわけにはいかないので、注文は全部アンちゃんにお任せです。
早く中国語が話せるようになりたい!
阜杭豆漿の店員さんは日本人観光客にも慣れてるようで、カタコトの日本語が通じるようでした。なので私のように中国語が話せなくてもなんとかなりそうです。が、心配な場合は並んでいる間にでも食べたいものを紙に書いて見せれば安心でしょう。
阜杭豆漿のメニュー
こちらが台湾旅行観光客にも大人気・阜杭豆漿のメニューです。
「熱/冰 豆漿(ドウジャン:25元)」は豆乳のこと。熱は温かい、冰は冷たいという意味です。台湾では朝から冷えたものを飲むのはよくないと体に気を使い、温かい豆乳もよく飲まれます。
その下の「米漿(ミィジャン:25元」)はお米から作ったライスミルクです。ピーナッツが入っているので見た目が茶色です。
「鹹豆漿(シエン ドウジャン:30元)」は具が入った塩味の温かい豆乳スープで、阜杭豆漿の定番人気メニュー。阜杭豆漿へ行ったら絶対に食べたい一品です。
こちらも台湾朝ごはんの超定番・蛋餅(28元)もあります。
いよいよ大人気の台湾朝ごはんを実食!
ついに大人気の台湾朝ごはんを!
左がほんのり甘い熱豆漿、火鍋でもおなじみの台湾人が大好きな油條というカリカリの揚げパンをこれに浸して食べるのが台湾流。
そして右が鹹豆漿。鹹豆漿はお酢とほどよい塩味がちょうどよく、おぼろ豆腐のように凝固した豆乳が美味しいです。
左下は油條をパンで挟むというかなり不思議な食べ物の厚餅油條(ホウビン ヨウティァオ:50元)、右下はネギ入りの卵焼きを挟んだ厚餅夾蛋(ホウビン ジャアダン:38元)。これらはそのまま食べるとかなりパサパサしているので、個人的には鹹豆漿に浸して食べるのがおすすめ。
そもそも油で揚げた油條をパンで挟んだ厚餅油條などは、個人的には朝から食べたいとは思わないのですが、日本ではなかなか食べれないものなので、一度チャレンジしてみては。
阜杭豆漿の入っている2階には他にも飲食店が入っていて、好きな物を買って真ん中の席で食べれるフードコートのような感じ。でも見る限りほとんどは阜杭豆漿目当てのお客さんです。
窓際の席からは今回宿泊していたホテルCOZZI忠孝館も見えました。朝早くに阜杭豆漿目当てで行くには最高の立地です。
この阜杭豆漿からそれほど遠くない場所には雑誌アンアンでも紹介されていた青島豆漿店やそのすぐ近くには中正記念堂、さらに中正記念堂の周辺には鼎元豆漿や劉媽媽飯糰など台湾の有名な朝ごはん屋さんが多いので、台湾式朝ごはんの食べ歩きもできちゃうのでおすすめです。
好好台湾(haohaotaiwan)
阜杭豆漿(フーハン・ドウジャン)住所:台北市忠孝東路一段108号 2F
電話:02-2392-2175
営業時間:5:30-12:30(月曜定休)
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初めまして( ̄▽ ̄)♡
ブログ、楽しく読ませて頂いています。
初めて台湾に行った時に阜杭豆漿に行き、本当に美味しくて感動(>_<)
また食べたい〜!
みぃさん、初めまして。
初台湾で阜杭豆漿とはすごいですね!私は十数回目にして初めて行ったくらいなので・・w
話してるとまた余計に食べたくなりますね。
3泊4日で行ったので出来るだけ沢山の台湾グルメを食べたくて出発直前までかなり下調べをして行きましたw
台湾に行ったら阜杭は絶対に外せないな〜と思ってたんで。
仕事の関係でなかなか旅行に行けなくて、台湾に行きたくても行けてないので、行きたくてたまりません(゚o゚;;
台南や高雄にも行ってみたいんです♪
>出来るだけ沢山の台湾グルメを
これ、すごく分かります!!あっちもこっちも行ってみたくて気付けば全部食べれるか心配になるほどで・・w
こういうのも台湾旅行のいいところですね~。