台北市に住んでいるとあちこちで目にする「TPE-Free」という無料Wi-Fi。これは台北市が提供する無料の公衆無線LANサービス「Taipei Free (台北フリー) 」のこと。MRTの駅改札付近にもたいてい設置されてるので、旅行中に見たことがある人も多いのでは。
というわけでこの無料Wi-Fiはどの程度使えるのか、今回実際に使ってみました。
目次
台北フリーWiFiの利用方法が簡単に
台北フリーWiFiは2020年から利用方法が大幅に簡素化され、利用登録は必要なくなりました。
使い方
使い方はとても簡単。
2. SSID「TPE-Free」を選択
3. 免責事項が表示されるので、下にある「同意並開始上網」をポチッと
以上、これだけで台北フリーWiFiにつながります。
簡単に接続できるようになり便利になった分、セキュリティ面がちょっと心配だけど。
アクセスポイント(HotSpot)の探し方
あとはどこで使えるか探すだけですが、アクセスポイント(HotSpot)の検索はTaipei FreeのHPで。
https://wifi.taipei/search_map
地図上からアクセスポイントが探せます。MRTの駅周辺や大きめの道路沿い、交差点などではアクセスポイントが多い印象。
上のスクリーンショットは西門町の繁華街ですが、これだけあればすぐ探し出せそう。
こちらは寧夏夜市周辺。この周辺はちょっとさみしげ。
こちらは東区の忠孝敦化駅と国父記念館の間、アイスモンスターや東區粉圓など飲食店が多いエリアですが、この辺は繁華街といってもホットスポットは少なめ。
無料Wi-Fiだけに頼るならば、予め行動予定のエリアのホットスポットをスクリーンショットで残しておくのが安心かも。
このような公衆電話付近に設置されてることも多いです。こんな立派な公衆電話でなくても設置されてたりします。
実際に使ってみてどうか
実際に街を歩きながらAPPでホットスポットを探すと、すぐに見つかりました。100mも歩けば別のホットスポットが見つかる状態だったので、思ったより便利そう。
肝心のWiFi速度も各場所で計測してみたら結果は上のように。同じ場所で2回づつ、計4箇所での結果です。( 使用したAPPはこちら )。
青の下線はネットワーク名が「TPE-Free」、赤の下線は「TPE-Free_CHT」の結果です。
圧倒的に「TPE-Free_CHT」の方が速く、実際にスマホでネットをするにも快適でした。「TPE-Free」の方は遅いながらもなんとか見れる感じ。ちょっとお店の場所を確認したい程度であれば問題なさそうですが、できれば「TPE-Free_CHT」を探してログインした方がいい感じです。
ちなみに建物内に入るとWi-Fi電波は届いているのにログインできないことが多々。例えば自宅近所のスターバックスでは店内でも台北フリーWiFiの電波が届いているのですが、店内からログインしようと試してもログインできたことがありません。台北市内の他の場所でも何十回も試しましたが、建物内でログインできたことがありません。壁やガラス窓を通すとダメなんでしょう。
そんな時は屋外に出て接続してください。
まとめ
というわけで台北市の提供する無料WiFi「Taipei Free(台北フリー)」を使ってみた感じは、場所にもよるけれどまあまあという感じでした!
接続は簡単だし、ホットスポットもそれなりにあるし、プリペイドSIMカードやポケットWi-Fiを使わないつもりならば、それなりに役に立つかも。
ちなみに台湾旅行中のネット接続で一番のおすすめは、プリペイドSIMカードを使う方法。台湾はSIMカード先進国なので空港で簡単に購入でき、ポケットWi-Fiなんかよりも断然安く、荷物も増えずに快適。今使っているスマホをSIMフリーにすれば、台湾でSIMカードを購入するだけ。興味ある方はぜひ。
好好台湾(haohaotaiwan)
Taipei Free 台北無料公衆無線LANWEB:http://www.tpe-free.taipei.gov.tw/
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