台湾炒飯ランキング第10位高雄の喬品賣炒飯

「台湾十大好吃炒飯ランキング」の炒飯が食べたくて高鐵（台湾新幹線）に乗って台湾第二の大都市、高雄まで行ってきました。台北は亜熱帯だけど高雄は熱帯に属するだけあってか、台北ではまだ天気が悪い日が多く肌寒いのに高雄はいい天気で、昼間は半袖でも十分なほど。やっぱり台湾はこうじゃないと！

ちなみに「台湾十大好吃炒飯ランキング」とは2013年に投票で決まった台湾人が食べたい、美味しいと思う炒飯ランキングです。下記の記事でランキングTOP10が確認できます。

高雄にはTOP10に2軒の炒飯店がランクインしていますが、今回はそのうちの1店を目指します。

台湾炒飯ランキング第10位の喬品賣炒飯

MRTの三多商圏駅で降り、上の画像でも見える一番高いビル、高雄85大樓の方へ向かって歩くこと10分ほど。お店はすぐ見つかりました。こちらが炒飯ランキング第10位の喬品賣炒飯(Qiáo pǐn mài chǎofàn)です。

この日は天気も良く日差しを避けるために緑のシートが下げられていて、そこに大きく「喬品賣炒飯」と書いてあるのですぐ分かります。

お店に到着したのはお昼の12時ちょっと前だったので、お客さんはまだ少なく、先客が1組いただけでした。が、お店の人に聞くとすでに注文がたくさん入っているからすぐには無理そうで、一時間後くらいなら大丈夫かもとのこと。なんとこの時すでに外帶用(持ち帰り)の電話注文が沢山入っていたのです。

せ、せっかく台北から来たのに・・・とかなりショックそうな顔をしていたのか、哀れに思えたのか、おばさんが「え、あなたたち台北から来たの？じゃあ老闆に聞いてみるからちょっと待ってて」と言われ待つこと数十秒、なんとちょっと待つけど食べれることになりました。

ありがとう、優しいおばさん。そして老闆さん。

というように今回はお店の方のご厚意で待たずにすみましたが、やはり人気店なので混雑するお昼時は避けた方がよさそうです。

ここに記載してあるように、午後3時から4時は休憩のため閉まるようです。

メニューは炒飯だけで16種類

さっそく注文票とペンをもらい注文です。ここではなんと16種類もの炒飯があります。エビにハムにカレー炒飯も全部食べてみたいけど、ここはオーソドックスに蝦仁蛋炒飯(エビ卵炒飯：85元)を。友達はキムチ炒飯(85元)、そしてスープは結構大きいと聞いたので豬肝湯(40元)を一つだけ注文です。

炒飯は辛さも選べます。辛さなし／1辣／2辣／3辣とあるので、とうがらしマークのお好みの辛さ欄に数を記入すればOKです。
そしてお店で食べる場合は右下の桌號にテーブル番号を記入してお会計(先払い)。

お店の様子。注文を終えた頃になると外帶用の炒飯を取りに来るお客さんが増え始めて、赤い服の優しいおばさんも他の店員さんも忙しそうです。そして店の奥ではフライパン一つだけで常に炒飯を作っています。もう休む暇もなく常にフライパンを振っていてかなり大変そうですが、当の本人はそんな素振りも見せないところが、さすがプロだなと。