映画「千と千尋の神隠し」のモデルになった町と噂になり、日本人にも大人気の台湾の観光地・九份(ジョウフェン / jiǔ fèn)。今回はこの町のほぼてっぺんにある有名な台湾スイーツ店に行ってみました。
目次
雨が多い九份、でも見事に晴れました
夕方前に九份に到着すると、とてもいい天気。初めて来た時も晴れていたけど、周りの友達に聞くと結構雨に降られることが多いという九份。友達Hは何度か行ってるけど毎回大雨とか、M子は初めての九份で途中から大雨に降られびしょびしょになっちゃったとか。
山の上なので天気が変わりやすく、九份に行く場合に折りたたみ傘は必須です。
九份の町の一番上にある台湾スイーツの人気店
今回の目的地「阿柑姨芋圓」は九份の町をずっーと上がって行った九份小学校の門のすぐ手前、階段の途中にあります。
名物はこれ!タロイモやサツマイモを小麦粉に練り込んで茹でた芋圓という台湾ではポピュラーなスイーツで、小豆や緑豆なども入っています。冷たいのと温かいのと選べ、オプションで練乳も。
今回注文したのは冷たい方で、かき氷の上にドサッと芋だんごがのっていてボリュームも満点。
注文した後、お店の奥で食べれるってことなので、店内に入っていくと「こんな所通っていいの?」というくらいお店とは思えない場所を通ってちょっと驚きです。
芋圓を食べながら九份の景色も楽しめる阿柑姨芋圓
入口からは想像できないくらいお店の奥は広く、食事スペースからの景色はこんな感じで海まで見える見晴らしのよさ。人気店だから店内には結構な人がいますが、席数もあるから平日ならまず問題なし。
この芋だんごの台湾スイーツはモチモチで甘すぎず、かき氷と混ぜて食べると美味しいんです。結構ボリュームがあるので2人で一つでもいいかも。
ちなみにこのQQ(キューキュー)というのは台湾では「モチモチ」っていう意味。なので「QQ芋圓地瓜圓」はモチモチの芋だんご・サツマイモだんごって意味なんだって。
どこか懐かしい風情ある街並みが九份の魅力
芋だんごスイーツを食べた後、九份の街をぶらぶら散歩していると、何やら人だかり。分かりづらいけど、スプーンで器用にえさを食べる猫たち。
これは何の食べ物か分からないけど、大皿に盛られていて、いかにも「千と千尋の神隠し」に出てきそう。こういうのもあちこちのお店で見ることができて楽しい。
夕暮れ時が美しい九份
台湾スイーツを食べた後、九份の町をぶらぶらしたり、お茶屋さんでお茶したりしていた私たち。気が付けば日が暮れてきて、だんだんいい雰囲気になってきました。
日が暮れてきたこの時は、夏真っ盛りの7月末の18時半頃。
建物の間からは真っ青なきれいな空が見えて、これまたいい雰囲気。ブルーモーメントってやつですかね。この写真を撮った時刻は19時08分でした。
九份では夕方薄暗くなってから赤いランタンの並んだ街の景色が人気ですが、18時すぎくらいから閉店準備を始めるお店もあって、19時にもなると次々とお店が閉まり出します。そのため遅くても16時前には九份に到着しないとお店巡りやお茶屋でお茶を楽しんだりできなくなっちゃうので注意してください。
一通り楽しんだ最後に九份の夜景を見て帰るのがおすすめです。
暗くなると町の至る所で、こんな感じの雰囲気が楽しめます。
台北から九份への行き方
九份への行き方は台湾鉄道で台北駅から瑞芳(ルェイファン / ruì fāng)駅まで行って、そこから路線バス or タクシー(定額でたしか180~200元くらい)の方法か、あるいは忠孝復興駅から出ているバスで直に九份まで行くか。
台湾在住のリッチな日本人奥様が以前やっていたのはタクシーを1日貸し切り、台北市内から九分や十分、その周辺も貸切りタクシーで移動するという方法も。これはあちこち効率的に移動できて1台3,000元くらいと言ってたような。
1日貸切りにしなくても、台北市内から九份まではタクシーで行くのが一番早くて快適です。以前松江南京駅近くから九份まで乗った時は片道1,200元ほど、40分くらいで到着しました。
ちなみに初めて九份に行った時、帰りに3人で乗ったタクシーは「瑞芳駅までなら○○元だけど、台北市街までなら1,000元でOK」と言われ、そのまま台北市内の泊まっていたホテルまで。帰りの電車は大抵混んでいるし、座って帰れるのは楽ちんでした。
2回目の時は九份から瑞芳駅まで戻ろうとしたら、タクシーの運ちゃんが「定額で280元だよ」と。行きより高い料金に納得のいかないアンちゃんが「高いよー!」って文句言ったらちょっと安くしてくれたってこともありました。
好好台湾(haohaotaiwan)
阿柑姨芋圓住所:新北市瑞芳区福住里豎崎路5號
電話:02-2497-6505
営業時間:9:00~20:00(土曜のみ22:00)
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